2週間ぶりの妻との温泉ドライブ。
鹿児島県の姶良市までやって来ました。
ご存知ない方のために解説いたしますと、
姶良市は、鹿児島県の中央部に位置する人口約7万7千人の
市です。鹿児島市のベッドタウンとして発展しており、
地方の人口減少が叫ばれる昨今にありながら、現在でも
人口が少しずつ増えています。
私の主観ではありますが、未来が明るい地方都市です。
2010年に姶良町・加治木町・蒲生町の3町による合併に
より誕生した姶良市。
本日訪れたのは、もっとも山間部にあり、
のどかな田園風景が広がる蒲生町です。
両脇に稲刈りを終えた田んぼをしたがえ、ドライブしていくと、
立派な看板が見えてきました。
『 姶良市温泉センター くすの湯 』
そうです、ここは地方自治体、姶良市営の温泉施設なのです。
町内にある『 蒲生八幡神社 』はとても大きくて立派な
神社なのですが、
そこの御神木である楠の木「 蒲生のクス 」は、
なんと日本一の巨樹であることが証明されており、
国指定特別天然記念物になっております。
樹齢1500年、根廻り33メートル、高さ30メートル。
とっても有名で、この地域の方々の、まさに誇りなのです。
Webより画像お借りしました『 くすの湯 』 ネーミング、最高です。
玄関入って、靴脱いで、かなり広めのフロアーに上がり、
いつもの感じで自販機で入浴券を購入しようとした瞬間、
初めての方は思わず驚きで、「 ワオー 」ってなります。
一般入浴料 大人 300円 小人 150円
「 やす~い べりー はっぴー 」
これだけの綺麗な温泉施設にして、この物価高のご時世に、
300円はちょーびっくりです。
『 姶良市営に ありがとーございます 』
実はこの『 くすの湯 』さん、ここ2年ほど夫婦で
よく立ち寄るのですが、
本日はとってもびっくりなことが起こりました。
脱衣所で準備を始めた瞬間、「え~~なんで、ここにいるの?」
妻と私の学生時代からの共通の友人の姿が。
10年近く会ってなかった友人の姿に、お互いにビックリでした。
お互い住んでる場所は鹿児島市内の離れたところなのに、
姶良市のしかも蒲生町の奥地にて再会するなんて、
“ キセキ ”って起きるんですね。
『 湯の道は、奇跡の道 』 一句加えたくなりました。
互いの近況や、むかし話は、やっぱり露天風呂が一番。
( Webより画像お借りしました)
屋根つきで、季節・天候に関係なく、入浴を楽しめますね。
泉質は「ナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)」と
言われるもので、保温効果の高い「熱の湯」とも呼ばれ、
特に寒い時期に適した泉質らしいです。
高張性とは、浸透圧が高く、温泉成分が体内に入りこみやすい
特長があり、塩分濃度が濃い温泉は「古代の湯」とも呼ばれ、
古代の海水などが何千年という時間を経て濃縮された
貴重な温泉とのこと。
地球の地下内部の歴史の賜物を、肌に吸収できるとは、
なんとも言えぬ喜びです。ありがたや~ありがたや~の300円。
帰り道の定食屋にて、妻も同席し、三人で昼食をとりました。
今回は、旧交を温める、『 湯 』でありました。
『 湯 道 』 おそるべし。
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