2024年11月18日月曜日

姶良市温泉センター くすの湯

 2週間ぶりの妻との温泉ドライブ。

鹿児島県の姶良市までやって来ました。

ご存知ない方のために解説いたしますと、

姶良市は、鹿児島県の中央部に位置する人口約7万7千人の

市です。鹿児島市のベッドタウンとして発展しており、

地方の人口減少が叫ばれる昨今にありながら、現在でも

人口が少しずつ増えています。

私の主観ではありますが、未来が明るい地方都市です。

2010年に姶良町・加治木町・蒲生町の3町による合併に

より誕生した姶良市。

本日訪れたのは、もっとも山間部にあり、

のどかな田園風景が広がる蒲生町です。

両脇に稲刈りを終えた田んぼをしたがえ、ドライブしていくと、

立派な看板が見えてきました。

          


『 姶良市温泉センター くすの湯 』

そうです、ここは地方自治体、姶良市営の温泉施設なのです。

町内にある『 蒲生八幡神社 』はとても大きくて立派な

神社なのですが、

そこの御神木である楠の木「 蒲生のクス 」は、

なんと日本一の巨樹であることが証明されており、

国指定特別天然記念物になっております。

樹齢1500年、根廻り33メートル、高さ30メートル。

とっても有名で、この地域の方々の、まさに誇りなのです。

                     Webより画像お借りしました

『 くすの湯 』 ネーミング、最高です。

                                                                                                                                                       

玄関入って、靴脱いで、かなり広めのフロアーに上がり、

いつもの感じで自販機で入浴券を購入しようとした瞬間、

初めての方は思わず驚きで、「 ワオー 」ってなります。

    一般入浴料 大人 300円  小人 150円 

「 やす~い べりー はっぴー 」

これだけの綺麗な温泉施設にして、この物価高のご時世に、

300円はちょーびっくりです。

『 姶良市営に ありがとーございます 』


実はこの『 くすの湯 』さん、ここ2年ほど夫婦で

よく立ち寄るのですが、

本日はとってもびっくりなことが起こりました。

脱衣所で準備を始めた瞬間、「え~~なんで、ここにいるの?」

妻と私の学生時代からの共通の友人の姿が。

10年近く会ってなかった友人の姿に、お互いにビックリでした。

お互い住んでる場所は鹿児島市内の離れたところなのに、

姶良市のしかも蒲生町の奥地にて再会するなんて、

“ キセキ ”って起きるんですね。

『 湯の道は、奇跡の道 』  一句加えたくなりました。


互いの近況や、むかし話は、やっぱり露天風呂が一番。

( Webより画像お借りしました)

        

            

屋根つきで、季節・天候に関係なく、入浴を楽しめますね。

泉質は「ナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)」と

言われるもので、保温効果の高い「熱の湯」とも呼ばれ、

特に寒い時期に適した泉質らしいです。

高張性とは、浸透圧が高く、温泉成分が体内に入りこみやすい

特長があり、塩分濃度が濃い温泉は「古代の湯」とも呼ばれ、

古代の海水などが何千年という時間を経て濃縮された

貴重な温泉とのこと。

地球の地下内部の歴史の賜物を、肌に吸収できるとは、

なんとも言えぬ喜びです。ありがたや~ありがたや~の300円。


帰り道の定食屋にて、妻も同席し、三人で昼食をとりました。

今回は、旧交を温める、『 湯 』でありました。

『 湯 道 』 おそるべし。



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