12月10日火曜日
先週のうちにロチさんと約束済みの大隅ツアー。
桜島フェリーまたは垂水フェリーで向かう手段はあるが、
時間はかかるが車での陸廻りを選択。
久々の午前中の出発。
国道10号線で霧島市まで行き、
同市敷根からは左側へ国道220号線を走り、
大隅半島へ向かいます。
鹿児島市内から桜島を右手に眺めながらのこのルートは
最高のドライブコース。
暖かい晴天の中、『 湯の道 』とは温泉に向かう
道中のことでもあり、この道中をいかに楽しむかも
大事なのです。
いまどきは『 道の駅 』なるものが全国にいっぱいあり、
ドライブを盛り上げくれます。
まずは『 道の駅 たるみず 』
桜島と大隅半島が陸地として繋がっている地点より
少し手前の海岸側にあります。
1914年~1915年まで続いた桜島の大正大噴火で大隅半島側の
陸地と繋がった歴史が分かる資料を展示してあります。
地元の特産品の直売は道の駅ではあるあるの雰囲気です。
建物の横には、公園があり鹿児島市側から見る桜島とは
全く違った姿を見せてくれます。
この桜島も素敵ですねー。
このあと、
もうひとつこの先にも『 道の駅 』があることをネットで
調べていたので行ってみました。
垂水市街地を過ぎてしばらくのところにありました。
『 道の駅 たるみずはまびら 』です。
先ほどの『 道の駅 』とは全く違う感じです。
新しく出来た施設のようで、綺麗なのはもちろんですが、
とってもお洒落でモダンな雰囲気です。
若い方々には人気スポットなのでは。
北海道札幌市発祥の本格的なカフェを発見しました。
海の見えるカウンター席に座り、2人で昼食。
正面には、薩摩半島の鹿児島市がくっきりみえます。
右手には南側から見える桜島です。
下の砂浜に目を向ければ、子犬と散歩しながら戯れる
若い女性の姿に魅了されます。
『 ぐるっと桜島ツアー 』サイコー、またキタイ。
実は、本日のツアーは、ここからが笑えます。
『 道の駅 たるみずはまびら 』を出て目的の絶景の露天風呂に
向かいます。
先週末の夜中、ロチさんとラインでやり取りしながら
ネットで見つけ出した『 究極の露天風呂 』を楽しみに
『 わざわざ 』大隅半島まで来たのです。
丘の上に上がり到着。入口らしきところに向かいます。
「 う~ん、なんかおかしい 」温泉や客の気配を感じない。
細い通路を奥まで行って、ついに認識する。
『 本日休業 』
なっなんたること。 自称『 湯道の達人 』にして、
不覚にも本日休業の文字に打ちのめされる。
2人でもう笑うしかない。
残念ではあるが、
そこは常にポジティブシンキングの湯道の達人、
切り替えて近くの露天風呂を検索する。
ここまで来る途中の道路沿いにあった
旅館の温泉に露天風呂を発見。
さっそく出発。
どっちみち帰り道だからロスタイムは無いと呑気な2人です。
15分程引き返すとその旅館はありました。
受付で料金を払おうとした瞬間、
再度心を打ちのめされる『 貼り紙 』。
『 立ち寄り湯のお客様は露天風呂をご利用いただけません 』
「 オーマイガー! 」
本日にかぎり露天風呂に異常なこだわりをもつ2人は、
あっさり入浴辞退宣言。
帰り道の霧島市まで検索範囲を広げて露天風呂を探すが
『火曜日定休日』じつに多い。
桜島の北側にある温泉施設に露天風呂を発見。
こうなったらコース変更して帰りは
桜島フェリーを利用することに。
桜島は海岸線を一周する感じで道路が整備されていますが、
北側の道を進みます。南側は通った記憶がありますが、
北側の道は人生初なので、それなりにワクワクです。
しばらく走ると○○温泉、左手に見えてきました。
車で玄関まで乗り付けると、衝撃の瞬間が訪れます。
『 本日休業 』
「 ねっっネットには出てなかった恐ろしい現実 」
もう無言、、、、、、、笑う気力もありません。
神は我々から『 露天風呂 』を遠ざけた。
そういえば、いつもは神社でお参りしてから湯道を楽しむが、
今日は神社に行っていない。
神社研究者のロチ氏はすぐさま、
桜島フェリーターミナル前に位置する
『 桜島月読神社 』のことを教えてくれた。
「そこ行きましょう 」
和銅年間(708~715年)には創設されたと伝わる
由緒ある神社。
『 桜島 』の名前の由来とされる『 コノハナサクヤヒメ 』も
祀られてます。
私は普通にお参りし、
ロチ氏は例のごとく『 神を癒す』参拝です。
この後、神社を下ると
『 国民宿舎レインボー桜島 』に併設された
『 桜島マグマ温泉 』。
神のお導きを感じます。
露天風呂ではありませんが、
全面ガラス張りの内風呂からの眺めは、癒しを深めてくれます。
桜島側からみる鹿児島市街地の景色は、いつもは感じない郷愁を
呼び起こします。
マグマ温泉と言うだけあって、
かなり濃いナトリウム塩化物泉です。
身体が温まって冷めにくい、この時期にはたまらないやつです。
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