2024年12月11日水曜日

旅の終わりは、『 桜島マグマ温泉 』

12月10日火曜日

先週のうちにロチさんと約束済みの大隅ツアー。

桜島フェリーまたは垂水フェリーで向かう手段はあるが、

時間はかかるが車での陸廻りを選択。


久々の午前中の出発。

国道10号線で霧島市まで行き、

同市敷根からは左側へ国道220号線を走り、

大隅半島へ向かいます。

鹿児島市内から桜島を右手に眺めながらのこのルートは

最高のドライブコース。

     

暖かい晴天の中、『 湯の道 』とは温泉に向かう

道中のことでもあり、この道中をいかに楽しむかも

大事なのです。

いまどきは『 道の駅 』なるものが全国にいっぱいあり、

ドライブを盛り上げくれます。

まずは『 道の駅 たるみず 』 

     

桜島と大隅半島が陸地として繋がっている地点より

少し手前の海岸側にあります。

1914年~1915年まで続いた桜島の大正大噴火で大隅半島側の

陸地と繋がった歴史が分かる資料を展示してあります。

     

地元の特産品の直売は道の駅ではあるあるの雰囲気です。

建物の横には、公園があり鹿児島市側から見る桜島とは

全く違った姿を見せてくれます。


   

この桜島も素敵ですねー。


このあと、

もうひとつこの先にも『 道の駅 』があることをネットで

調べていたので行ってみました。

垂水市街地を過ぎてしばらくのところにありました。

『 道の駅 たるみずはまびら 』です。

    

先ほどの『 道の駅 』とは全く違う感じです。

新しく出来た施設のようで、綺麗なのはもちろんですが、

とってもお洒落でモダンな雰囲気です。

若い方々には人気スポットなのでは。

北海道札幌市発祥の本格的なカフェを発見しました。

海の見えるカウンター席に座り、2人で昼食。

  

正面には、薩摩半島の鹿児島市がくっきりみえます。

右手には南側から見える桜島です。

    

下の砂浜に目を向ければ、子犬と散歩しながら戯れる

若い女性の姿に魅了されます。

『 ぐるっと桜島ツアー 』サイコー、またキタイ。


実は、本日のツアーは、ここからが笑えます。


『 道の駅 たるみずはまびら 』を出て目的の絶景の露天風呂に

向かいます。

先週末の夜中、ロチさんとラインでやり取りしながら

ネットで見つけ出した『 究極の露天風呂 』を楽しみに

『 わざわざ 』大隅半島まで来たのです。

丘の上に上がり到着。入口らしきところに向かいます。

「 う~ん、なんかおかしい 」温泉や客の気配を感じない。

細い通路を奥まで行って、ついに認識する。

『 本日休業 』

 なっなんたること。 自称『 湯道の達人 』にして、

不覚にも本日休業の文字に打ちのめされる。

2人でもう笑うしかない。

残念ではあるが、

そこは常にポジティブシンキングの湯道の達人、

切り替えて近くの露天風呂を検索する。

ここまで来る途中の道路沿いにあった

旅館の温泉に露天風呂を発見。

さっそく出発。

どっちみち帰り道だからロスタイムは無いと呑気な2人です。

15分程引き返すとその旅館はありました。

受付で料金を払おうとした瞬間、

再度心を打ちのめされる『 貼り紙 』。

『 立ち寄り湯のお客様は露天風呂をご利用いただけません 』

「 オーマイガー! 」

本日にかぎり露天風呂に異常なこだわりをもつ2人は、

あっさり入浴辞退宣言。

帰り道の霧島市まで検索範囲を広げて露天風呂を探すが

『火曜日定休日』じつに多い。

桜島の北側にある温泉施設に露天風呂を発見。

こうなったらコース変更して帰りは

桜島フェリーを利用することに。

桜島は海岸線を一周する感じで道路が整備されていますが、

北側の道を進みます。南側は通った記憶がありますが、

北側の道は人生初なので、それなりにワクワクです。

しばらく走ると○○温泉、左手に見えてきました。

車で玄関まで乗り付けると、衝撃の瞬間が訪れます。

『 本日休業 』

「 ねっっネットには出てなかった恐ろしい現実 」

もう無言、、、、、、、笑う気力もありません。

神は我々から『 露天風呂 』を遠ざけた。


そういえば、いつもは神社でお参りしてから湯道を楽しむが、

今日は神社に行っていない。

神社研究者のロチ氏はすぐさま、

桜島フェリーターミナル前に位置する

『 桜島月読神社 』のことを教えてくれた。

「そこ行きましょう 」

      

和銅年間(708~715年)には創設されたと伝わる

由緒ある神社。

『 桜島 』の名前の由来とされる『 コノハナサクヤヒメ 』も

祀られてます。

私は普通にお参りし、

ロチ氏は例のごとく『 神を癒す』参拝です。


この後、神社を下ると

『 国民宿舎レインボー桜島 』に併設された

『 桜島マグマ温泉 』。

神のお導きを感じます。

        

露天風呂ではありませんが、

全面ガラス張りの内風呂からの眺めは、癒しを深めてくれます。

桜島側からみる鹿児島市街地の景色は、いつもは感じない郷愁を

呼び起こします。

マグマ温泉と言うだけあって、

かなり濃いナトリウム塩化物泉です。

身体が温まって冷めにくい、この時期にはたまらないやつです。


    

                 Webより画像お借りしました


帰り道、
桜島フェリーのデッキから撮影。
日が落ちて暗くなってきました。

      

朝出発してから8時間以上。

『 ぐるっと桜島ツアー 』

一周回ってあらためて、桜島を中心にした
鹿児島の大自然の素晴らしさを痛感しました。

神の悪戯でしょうか?

神の啓示でしょうか?

「 露天風呂ではなくても、素晴らしい温泉は
              まだまだいっぱいある 」

きっと神の啓示。

やっぱり『 湯の道 』は深い。

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