2024年12月25日水曜日

冠岳温泉

メリークリスマス ‼ 

皆さま、今年も残すところ1週間となりました。

年の瀬の忙しさで、慌ただしくお過ごしの方も

多いかと存じます。

事故やお怪我には、十分にご注意くださいね。


さて、私とロチさんは、年内最後の『 2人湯道 』ということで

昨日24日、出かけてきました。

年に1日だけのクリスマスイブに、男( しかも おじさん )2人で

過ごすのもどうかと思いましたが、たまたま火曜日でもあり

特にクリスマスをお祝いする予定もありませんので、午後から

行くことにしました。


例の儀式、そうです『 神癒し 』ですが、いちき串木野市の

『 市来神社 』にお参りいたしました。神社の関係の方は

お留守でしたが、きれいに掃除されており、気持ちよく参拝

出来ました。


いちき串木野市で人気の温泉スポットと言えば、

『 冠岳温泉 』です。

このブログではまだ紹介してなかったのですが、

実はロチさんと10月半ばに数年ぶりに再会した翌日

に訪ねた場所なのです。

2ヵ月以上たちますが、その間さまざまな温泉を巡って

帰ってまいりました。

『 一周廻って、冠岳 』って感じです。

鹿児島県内さまざま出かけますが、正直言って

トップ3に入る大好きな温泉です。

妻と行くときは、基本『 まぐろラーメン 』がセットです。


ここ冠岳周辺は、素晴らしい大自然に囲まれ、周辺には冠嶽園や

冠岳花川砂防公園、多目的広場などの公共施設や観光スポット

があり、市民の憩いの場所なのです。

     

お正月に向けての、立派な『 門松 』が出迎えてくれました。

温泉は冠嶽の麓に位置しており、霊峰冠嶽の霊験あらたかな

お湯が湧き出でいます。ありがたいお湯なのです。 


      

             冠にみえますね~  

               

                                    Webより画像お借りしました

露天風呂から見渡せる、冠嶽の対面にそびえる山々の景色に

圧倒されます。

大自然を目の前に瞑想すると、

自分の身体と心と自然が一体となる

不思議な感覚に驚かされます。

『 湯道 』の究極がここにはあるのです。

皆さんにも、一度は訪れて欲しい場所ですね。


     

お食事処として『 うどん処なごみ庵 』が併設されており、

地元の食材にこだわった美味しいうどんがいただけます。

個人的には、天ぷらうどんに卵をトッピング。

サイコーです。


今年もおかげ様で50回を超える『 湯道 』を重ねて

まいりました。

きたる来年も、

心と身体の健康のために、この『 楽行 』(らくぎょう)

を続けてまいる所存です。

皆様もぜひ、それぞれのやり方で『 湯道 』を楽しんで

頂ければ嬉しく思います。

2025年、よいお年をお迎えください。


                 湯道人  気宇 壮大

2024年12月18日水曜日

優湯庵( 霧島美人の湯 You湯 )

 先週の10日火曜日は『 露天風呂 』を目指して

垂水ツアーをを決行しました。

ご存じの通り、二転三転しながら最終的には『 露天風呂 』には

ご縁がなくツアーを終えました。

詳しくは前回のブログをご覧ください。

それはそれで楽しかったので、いい思い出になりました。


さて私、『 湯道のための必勝本 』を手に入れました。  

      

先週、近くのコンビニで見つけました。

鹿児島市にあるタウン情報誌を手がける出版社が

別冊で臨時増刊したものです。

よくありますよね~ その街のカフェとか飲食店などの

グルメスポットを紹介してる本とか。その温泉バージョン。

そそられたのが、タイトルにある『 半 額 』って文字。

表紙を見ると、『 Vol.15 』 なんと15冊目。

鹿児島だけではなく宮崎の情報もふくめ78湯掲載。

くわしく読むと、

巻末に付属されてる『 大浴場半額クーポン 』や

『 貸切湯半額クーポン 』(それぞれの施設ごと)を提示すると

掲載されているすべての温泉スポットを

半額で利用できるらしい。

もちろん、有効期限や条件は施設ごとに違いがあるので

注意が必要だが、行ったことある温泉や、知らなかった温泉が

多数掲載されてるので、週2回くらいは温泉通いする

自分にとっては、すぐに元が取れる計算が立つ。

即購入させて頂きました。

税込み1210円ですので皆さんもいかがでしょうか。


前日にあたる9日月曜日、ロチさんをお誘いしたら、

例の『 神癒し 』につき

『 鹿児島神宮 』か『 霧島神宮 』かどちらかに

参拝したいとのこと。

先週のことも振り返り、『 神癒し 』と『 湯の道 』は

セットが最善との思いがあり、

「 せっかく行くなら方向も同じなので、

両方の神社にお参りしましょう」と提案。


当日10時出発。

途中コンビニで休憩をとり、1時間半で『 鹿児島神宮 』に到着。

霧島市隼人町にあります。

     

神宮の称号をあたえられた、

鹿児島県内では最も格式の高い神社の一つです。

お正月の初午祭(はつうまさい)は有名ですよね。

参道入口から2人でゆっくり歩き、階段をのぼり拝殿へ。

神様への感謝を申し上げ、いいお参りになりました。


隼人町から牧園町をとおり霧島町へ向かいます。

途中途中、素敵な温泉街がいくつもあります。このルートは

道が綺麗で鹿児島では最も人気のあるドライブコースです。

途中昼食をはさんでついに到着。


       


『 霧島神宮 』です。

鳥居の大きさに圧倒されながら、
2人で一歩一歩かみしめるように歩いていきます。
観光客も多い感じで、話声を聴いていると
外国人の方も多い気がします。

長い階段を上り終えた中腹には休憩所があり、
さすがに12月の寒さで冷えきった身体をホットコーヒーで温め、
再度の階段を上り始めます。
拝殿にも多くの人々。
高千穂の峰がすぐそこにそびえ、
神々しさを肌で感じられるスポットです。
神様への感謝を伝え、清々しい気持ちになります。
今年一年ありがとうございました。また来ます。

ここ数ヵ月、寒い中でも歩きながら
『 神癒し 』を続けてこられた
ロチさんに敬意を表します。
なにより年内にここまで来ることができたと
満足そうな笑顔が素敵です。

二つの神宮は、やはり鹿児島の誇りですね。


この後は来た道ではなく、
霧島神宮駅方向へまっすぐ下って行き
日当山温泉に向かいます。

先ほどの温泉情報誌

     

『 優湯庵 』は以前から気になっていた場所でした。

半額クーポンを2枚、巻末のページからもぎり取り
受付に提示すると、通常2人で1400円がなんと700円に
なりました。素直にうれしいですね~。

     
          Webより画像お借りしました

しかもこの露天風呂、なかなか味のある岩風呂なのです。
温泉街といっても住宅の多いエリアでもありますが、
まったく感じさせない、自然あふれる雰囲気を楽しめます。
時間帯も良かったのか、
ロチさんと2人だけの貸切湯状態でした。

長い参道を2か所も歩き、足もかなり疲れてましたが、
ここの湯に浸かりながら瞑想すると、
全身の緊張がほぐれてリセットされます。
贅沢な瞬間です。

『 鹿児島神宮 』と『 霧島神宮 』の2社をお参りし、
気持ちも清々しく、『 優湯庵 』で心身も整い、
とっても有難い日となりました。


追伸

『 湯道 』の日には必ず多発する

『 88-88 』

本日なんと『 10回 』

二桁の大台にのり、過去最多となりました。


『 鹿児島神宮 』と『 霧島神宮 』と『 湯道の神 』

       パワー全開 、、、、、、、、畏るべし。

2024年12月11日水曜日

旅の終わりは、『 桜島マグマ温泉 』

12月10日火曜日

先週のうちにロチさんと約束済みの大隅ツアー。

桜島フェリーまたは垂水フェリーで向かう手段はあるが、

時間はかかるが車での陸廻りを選択。


久々の午前中の出発。

国道10号線で霧島市まで行き、

同市敷根からは左側へ国道220号線を走り、

大隅半島へ向かいます。

鹿児島市内から桜島を右手に眺めながらのこのルートは

最高のドライブコース。

     

暖かい晴天の中、『 湯の道 』とは温泉に向かう

道中のことでもあり、この道中をいかに楽しむかも

大事なのです。

いまどきは『 道の駅 』なるものが全国にいっぱいあり、

ドライブを盛り上げくれます。

まずは『 道の駅 たるみず 』 

     

桜島と大隅半島が陸地として繋がっている地点より

少し手前の海岸側にあります。

1914年~1915年まで続いた桜島の大正大噴火で大隅半島側の

陸地と繋がった歴史が分かる資料を展示してあります。

     

地元の特産品の直売は道の駅ではあるあるの雰囲気です。

建物の横には、公園があり鹿児島市側から見る桜島とは

全く違った姿を見せてくれます。


   

この桜島も素敵ですねー。


このあと、

もうひとつこの先にも『 道の駅 』があることをネットで

調べていたので行ってみました。

垂水市街地を過ぎてしばらくのところにありました。

『 道の駅 たるみずはまびら 』です。

    

先ほどの『 道の駅 』とは全く違う感じです。

新しく出来た施設のようで、綺麗なのはもちろんですが、

とってもお洒落でモダンな雰囲気です。

若い方々には人気スポットなのでは。

北海道札幌市発祥の本格的なカフェを発見しました。

海の見えるカウンター席に座り、2人で昼食。

  

正面には、薩摩半島の鹿児島市がくっきりみえます。

右手には南側から見える桜島です。

    

下の砂浜に目を向ければ、子犬と散歩しながら戯れる

若い女性の姿に魅了されます。

『 ぐるっと桜島ツアー 』サイコー、またキタイ。


実は、本日のツアーは、ここからが笑えます。


『 道の駅 たるみずはまびら 』を出て目的の絶景の露天風呂に

向かいます。

先週末の夜中、ロチさんとラインでやり取りしながら

ネットで見つけ出した『 究極の露天風呂 』を楽しみに

『 わざわざ 』大隅半島まで来たのです。

丘の上に上がり到着。入口らしきところに向かいます。

「 う~ん、なんかおかしい 」温泉や客の気配を感じない。

細い通路を奥まで行って、ついに認識する。

『 本日休業 』

 なっなんたること。 自称『 湯道の達人 』にして、

不覚にも本日休業の文字に打ちのめされる。

2人でもう笑うしかない。

残念ではあるが、

そこは常にポジティブシンキングの湯道の達人、

切り替えて近くの露天風呂を検索する。

ここまで来る途中の道路沿いにあった

旅館の温泉に露天風呂を発見。

さっそく出発。

どっちみち帰り道だからロスタイムは無いと呑気な2人です。

15分程引き返すとその旅館はありました。

受付で料金を払おうとした瞬間、

再度心を打ちのめされる『 貼り紙 』。

『 立ち寄り湯のお客様は露天風呂をご利用いただけません 』

「 オーマイガー! 」

本日にかぎり露天風呂に異常なこだわりをもつ2人は、

あっさり入浴辞退宣言。

帰り道の霧島市まで検索範囲を広げて露天風呂を探すが

『火曜日定休日』じつに多い。

桜島の北側にある温泉施設に露天風呂を発見。

こうなったらコース変更して帰りは

桜島フェリーを利用することに。

桜島は海岸線を一周する感じで道路が整備されていますが、

北側の道を進みます。南側は通った記憶がありますが、

北側の道は人生初なので、それなりにワクワクです。

しばらく走ると○○温泉、左手に見えてきました。

車で玄関まで乗り付けると、衝撃の瞬間が訪れます。

『 本日休業 』

「 ねっっネットには出てなかった恐ろしい現実 」

もう無言、、、、、、、笑う気力もありません。

神は我々から『 露天風呂 』を遠ざけた。


そういえば、いつもは神社でお参りしてから湯道を楽しむが、

今日は神社に行っていない。

神社研究者のロチ氏はすぐさま、

桜島フェリーターミナル前に位置する

『 桜島月読神社 』のことを教えてくれた。

「そこ行きましょう 」

      

和銅年間(708~715年)には創設されたと伝わる

由緒ある神社。

『 桜島 』の名前の由来とされる『 コノハナサクヤヒメ 』も

祀られてます。

私は普通にお参りし、

ロチ氏は例のごとく『 神を癒す』参拝です。


この後、神社を下ると

『 国民宿舎レインボー桜島 』に併設された

『 桜島マグマ温泉 』。

神のお導きを感じます。

        

露天風呂ではありませんが、

全面ガラス張りの内風呂からの眺めは、癒しを深めてくれます。

桜島側からみる鹿児島市街地の景色は、いつもは感じない郷愁を

呼び起こします。

マグマ温泉と言うだけあって、

かなり濃いナトリウム塩化物泉です。

身体が温まって冷めにくい、この時期にはたまらないやつです。


    

                 Webより画像お借りしました


帰り道、
桜島フェリーのデッキから撮影。
日が落ちて暗くなってきました。

      

朝出発してから8時間以上。

『 ぐるっと桜島ツアー 』

一周回ってあらためて、桜島を中心にした
鹿児島の大自然の素晴らしさを痛感しました。

神の悪戯でしょうか?

神の啓示でしょうか?

「 露天風呂ではなくても、素晴らしい温泉は
              まだまだいっぱいある 」

きっと神の啓示。

やっぱり『 湯の道 』は深い。

2024年12月7日土曜日

週に3回、今週は『 湯道 ウィーク』

 皆様、いい週末をお過ごしでしょうか?

私にとって今週は、なんとも贅沢な日々でございました。

なんと3回の『 湯道 』を楽しませて頂きました。 


   



12月3日火曜日は、前回ブログでお伝えしました

鹿児島市内の『 名湯 芦刈温泉 』。

   

         画像お借りしてます

1人でじっくり2時間近く楽しんできました。


昨日12月6日金曜日は、

『 湯同志 』であるロチさんとご一緒しました。

実は火曜日にお誘いしたのですが、

たまたま歯の治療の都合により入浴禁止令が出ていたため、

あえなく断念。

金曜日にはすっかり回復できたため、仕切り直しとなりました。

火曜日の分を取り返そうと、少し遠出することにしました。

お誘いしたのは、これまた以前のブログで紹介済の

『 姶良市温泉センター  くすの湯 』です。


せっかくそこまで行くのなら、神社参りプロフェッショナル

ロチ氏と『 蒲生八幡神社 』に寄ることになりました。

   

             いい写真、お借りしました

実は、ロチさんも私もこの神社に来るのは、数年ぶりなのです。

ここの御神木である『 日本一の大楠 』を目の前にして、

改めてその大きさに圧倒されました。樹齢1500年ともいわれる

その歴史を考えると、我々が生まれたより遠い昔からこの地に

根を張り、大きく大きく成長して今に至り、

そして我々が亡くなった後も遥か未来へ

その命を続けていくのです。

このような樹木の生命力を見せつけられると、

1人の人間の生命の儚さを痛感させられます。

だからこそもっと、それぞれの命を大切に生きていくべきだと。


プロフェッショナル『 ロチの流儀 』

日頃より人々を癒しておられる神様にお礼を伝え、

逆に『 神を癒しに行く 』というロチ氏の流儀。

私にとっては、神もロチ氏も同じくらい畏れ多い。


お参りを終えて、駐車場から出ようとした瞬間、

入れ替わって駐車場に入ってきた白い乗用車。

        『 88-88 』

どうやら神々も喜んでおられるようだ。


『 蒲生八幡神社 』から車を走らせること5分少々、

見えてきた。

       

『 姶良市温泉センター  くすの湯 』 

ロチさん、ここを訪れるのは初めてとのこと。

    

      

写真はWebからお借りしてますが、茶色く濁ってしょっぱい

この温泉。保温効果が高く、寒くなるこの時期には最高にいい。

ロチさんにも気に入ってもらえて、よかったよかった。


そして本日12月7日土曜日。

週末は時間があれば『 夫婦湯道 』(めおとゆどう)。

『 せせらぎの湯 花水木 』はこの時期は

『 紅葉の里 』となります。

全国的に今年の紅葉は色づきが遅かったようで、鹿児島でも

12月に入り、やっと各地の紅葉見頃が伝えられてきました。

鹿児島市街地からも比較的近いこともあり、

多くの方が紅葉を楽しんだ後、温泉で癒されるという

スペシャルなプランを体験できます。

           一挙に公開。







南国の鹿児島ではなかなか見ることが出来ない、
素晴らしい光景です。

この紅葉を堪能しつくした後に入る露天風呂。間違いない。

                  Webより画像お借りしました

テンションあげあげで露天風呂、大自然と我が身体が一体化し、

自分が湯なのか?

湯が自分なのか?

なにがなんだか分からなくなってしまう。『 湯の道 』炸裂。


こういう時には、水風呂で心と身体をクールダウン。

水風呂に『 感謝 』。


2017年には週に3回の温泉も珍しくはなかったのですが、

近年は多くて週に2回の温泉通いが続くなか、

久々の『 湯道ウィーク 』と相成りました。


気宇壮大、こころの一句。

     『 湯への道

          紅葉(もみじ)も照れる

                 夫婦(めおと)道  』


2024年12月4日水曜日

名湯 芦刈温泉

 12月に入って鹿児島も朝晩はだいぶ冷え込んで

まいりました。とは言え、今日12月3日は晴天に恵まれ、

最高気温20度を超えて、この時期にしてはかなり暖かく

感じます。

訪れたのは自宅から車で20分少々の『 名湯 芦刈温泉 』。

         

20数年通っているこの温泉は、近場のいい温泉として

妻ともよくやってきます。広い内風呂をはじめ、

サウナに露天風呂、食事処とスーパー銭湯の雰囲気です。


      

      

             Webより画像お借りしました

どうですかこの露天風呂。いい感じでしょ。

そういえば、10月の下旬だったかロチさんと初めてここに

来た時、この露天風呂で時間を忘れて(おそらく2時間近く)

語り合いました。


今日は1人で、写真の左奥(源泉湯が流れ入るとこ)を陣取り

ました。南西側から差し込む日の光が、もみじの葉の隙間から

目に入ってきます。眩しくもあり、暖かくもあり、

何とも言えない感覚です。湯で身体は温まり、心は落ち着き、

得難い幸福感です。


平日の午後2時すぎ。それほど人は多くはありませんが、

ご高齢の方々が入れ替わって露天風呂を楽しんでおられます。

もとろん私より長湯される方はいません。

温まっては、湯船の外に置いてある椅子、そうそうプールサイド

でもよく置いてあるアームチェアに5分ほど腰かけて身体の熱を

冷まします。気温20度の柔らかな風がなんとも心地良いのです。

途中サウナにも入り、露天風呂とチェアを3回転しました。

いくらなんでも、460円の元を取りすぎました。


2時間近くを楽しんだのち、自宅へと戻り『 湯道 』終了。

本日も『 湯道 』に愛と感謝を込めて、お伝え致しました。 


      


2024年11月27日水曜日

いい風呂の日

 


11月26日、今年もこの日がやってきました。

『 いい風呂の日 』です。

私にとっての『 湯道記念日 』。特別な日です。


11月16日公開の当ブログ『 自由な心で 』の中で紹介しました

13歳年上の先輩。私を『 温泉通いの日々 』へと

最初に誘ってくださったのが、2002年の5月でした。

今日で23回目の『 いい風呂の日 』を迎えました。

先輩はたしか、携帯電話のメルアドに

2626の数字を使うほどの風呂好きでした。

当時は毎年『 いい風呂の日 』には、曜日関係なく

ご一緒したものです。

何の因果でしょうか、23回目のこの日、今度は13歳年下の

ロチさんと『 いい風呂の日 』を堪能してきました。


先月10月の中旬にロチさんから、

かなり久しぶりの電話があり、即再会。

翌日にはさっそく、露天風呂に浸かりながら、

空白になっていた時間をうめていきました。

ここ10年間の私は、特に何かをしていたと

報告するほどの事はありません。

のんびり働きながら、心と身体のケアのために、週に1~2回、

多いときは五十肩と膝痛の療養に週に3回は温泉通いの

日々でした。

湯に浸かりながら、じっと1人で瞑想し、

今この瞬間に集中します。

すると不思議と心が軽くなり、

過去への後悔や未来への不安が一掃され、

そこにあるものは、ただひとつ『 愛と感謝 』。

この境地に至れるのです。

今から7年前の2017年の大晦日。手帳の中を確認すると

この年『 108 』回目の温泉施設利用です。

1年365日で108回。平均3.38日に1回です。

大晦日の『 除夜の鐘 』、人間の煩悩の数と言われる

108回撞きますが、

私はこの年、平均3.38日毎に温泉に通い、

ひとつずつ煩悩という邪気を払い、大晦日に108つ目の

煩悩を払ったような気になりました。

この時、これは人にとっての大事な一つの『 道 』なのではと

感じたのです。

古来より『 道 』なるものはいくつも存在します。

    

                こんな素敵な字は書けないので、Webよりお借りしました

『 武道 』としての、柔道、剣道、合気道、

          空手道、相撲道、弓道などなど。

『 伝統文化 』としての、茶道、華道、書道などなど。

いずれにせよ健全な身体と精神を養うためのものです。

ならば、『 湯の道 』も立派な『 伝統文化 』ではなかろうか。


このことをロチさんに話したところ、

いたく感動して貰えました。

身体に不調を抱えていたロチさんでしたが、久しぶりの温泉で

きっと癒されたのでしょう。なにより、日頃からあらゆる分野の

研究を続けていて、その知識の量がハンパないロチさんと、

『 湯道 』の素晴らしさを共有できたことが、最高の喜びです。


しかもこの『 湯道 』とやらは、とっても楽な修行です。

柔道や空手道のように痛い思いをしたり、

苦しい練習に耐えたり、茶道や華道のように難しい作法を

習得したりという、難儀なことが一切ありません。

つらい修行は、なかなが続けられないものですが、

『 湯道 』は、ちょーがつくほど楽行(らくぎょう)なのです。

なんなら今から、自宅のお風呂に湯を溜めて、

ザブ~ンと始められます。

ただひとつ大事なことがあります。

『 湯道 』を意識することです。

じっと目を閉じて、過去のことを忘れ、未来のことを

考えないで、ただ今この瞬間に集中します。

脳を『 無 』の状態に導くのです。

とはいえ、なかなか最初は難しいかもしれません。

繰り返していくうちに、自然と心が解放され、

自分を取り巻くすべての人や物に『 愛と感謝 』の気持ちが

湧いてくるはずです。


ロチさんが『 湯道 』の精神に共感してくれて、

速攻で開設してくれたのが、このブログです。

YouTubeをはじめインスタグラム、ブログなどなど、SNSを

毎日公開しているロチさんに教えてもらいながらでは

ありますが、

私は人生初のブログなので、なかなか要領を得ません。

まあ~ のんびり やっていきます。


1人でも多くの方々に『 湯道 』の精神にご賛同いただき、

それぞれのスタイルで、『 湯道 』をお楽しみいただければ

嬉しく思います。


来年2025年11月26日も、心身ともに健康で、

素敵な『 いい風呂の日 』を迎えたいですね。


    


2024年11月25日月曜日

せせらぎの湯 花水木

 11月22日は言わずと知れた『 いい夫婦の日 』です。

私事ではありますが、この日はまさに、私と妻の結婚記念日

なのであります。32年も昔の話ですが、当時は結婚式や披露宴を

本格的に行うのが一般的でありましたので、ご多分に漏れず

そこそこ派手にセレモニーをやった記憶があります。

有り難いのは、今でもその時の妻が隣にいてくれることです。


11月23日は、これまた『 いい夫妻の日 』とのこと。

2日連続でおめでたい週末となりました。

本日は『 夫婦湯道 』( めおとゆどう )と題して

行ってまいりました。

向かったのは日置市伊集院町にある『 せせらぎの湯 花水木 』。

     

    

自宅から車で30分少々で行けるこの温泉。

私たち夫婦が最も愛してやまない温泉施設なのです。

まさに『 夫婦湯道 』の聖地であります。

平成16年12月にオープンした『 せせらぎの湯 花水木 』

ここの魅力は、真横を流れる神之川を見渡せる露天風呂です。 

   

   

            Webより画像お借りしました


大自然に囲まれたロケーション。天然温泉は、

「 アルカリ性単純温泉」でほのかに硫黄の香りがします。

すぐそばを流れる幅20メートルほどの神之川のせせらぎを

聞きながら、のんびりとくつろぐことが出来ます。

木製のしっかりとした屋根があり雨の日でも

まったく問題なしです。

露天風呂は、かけ流し湯が上段から中段へと

温度がすこしずつ低くなり、

下段は水深80cmくらいあり四隅が椅子状に

えぐれており、ゆっくり座れるようになっています。

さっそく、川側が見える方に座り、目を閉じて瞑想を始めます。

う~ん、やっぱり、落ち着きます。

ふと目が覚めて、屋根の柱に設置してある掛け時計を見ると、

なんと25分も経過してました。

意識としては5分くらいに感じていたのでビックリです。

瞑想状態だったのか? はたまた寝落ちしただけなのか?

身体は温かいが、肩から上はひんやりとした秋の風が心地よく

あたるので、湯にのぼせる事はない。

じっと目を閉じて、川のせせらぎや鳥の鳴き声、

爽やかな風の音、大自然を全身で感じる。

人間の心と身体にとって、

これ以上の贅沢な癒しがあるだろうか?


『 湯道 』ここに極まれり。


ここの施設には、『 リフレサロン 花水木 』という

マッサージサロンがあり、専門のスタッフさんが、

温泉にて温まった身体を、さらに癒してくれます。


                 Webより画像お借りしました

とっても良心的で、20分・40分・60分と

コースも充実してます。

時間や予算にあわせて、気軽に利用できるのが嬉しい。

妻はここのマッサージを、とってもお気に入りでございます。


本日、11月23日『 いい夫妻 』の日は、

『 せせらぎの湯 花水木 』を

『 いい夫婦 』で仲良く堪能いたしました。


『 湯の道は、愛の道。』   気宇 壮大